雨樋は、家にとって、晴れの日や曇の日には、必要のないもの。
しかし、雨の日には、必要ななくてはならないもの。
普段は、何も感じないけれど、雨樋が壊れたり、ごみが詰まったりすると
とても、不便に感じると思います。
最近の家は軒の出も少なく、雨樋がないと、外壁に屋根からの雨水が多くあたってしまうから
雨樋が無いと、外壁が傷みやすくなり、やはり、雨樋は、なくては、ならないもの。
40数年前、自分がまだ、幼いころは、先代の父が、作業場で、赤や青のトタンで
半丸の軒樋や丸いたてとい等を作っていたのを、見た覚えがあります。
昔の職人さんは、みんな凄い技術を持っていたのだと、最近はつくづく思います。
今日も築60年の屋根の改修の為、良いぐわいに緑青のでた銅板の屋根を撤去してきたのですが、
その銅板屋根の、葺き方がとても手の込んだ、桟葺きでとても、撤去するのが勿体ないと思いました。
雨樋も、銅板でやはり、手作りで、できていました。
ハンダ付けの部分が、剥離している箇所も多々ありましたが、とても、手の込んだ良いものでした。
職人として、今日はとても、良い勉強になりました。
最近までは、塩ビ(プラスチック)の角樋が、主流でしたが、
最近では、ガルバリュウム鋼板の雨樋で、昔ながらの半丸のおしゃれな雨樋も
よく見かけるようになり、また、弊社でも、施工する機会が多くなってきています。
私の個人的感想なのですが、
雨樋の改修をする時に、感じることなのですが、昔のトタンの半丸の軒樋の方が、
塩ビ(プラスチック)の樋よりも、長持ちする気がします。
また、金属の雨樋は、塩ビ(プラスチック)の樋と違い
また再生することもでき、もし朽ち果て田としても、自然にもどる、だけだから
環境にも、とても良いなどと、私は思っています。
個人的には、金属の雨樋は、おすすめです!
なんとなく、独り言でした。(^o^)
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